では、リンケージ作業をしていきましょう。(説p8.9)
ガイドパイプの位置を決めて、カーボンパイプのプッシュロッド出口に(瞬間接着剤もしくはエポキシで)固定します。ピアノ線のテンションがかかっていない状態の位置をマーキングして、所定の位置にコントロールホーン取り付け用の穴をあけていきます。
【ホーン取り付け位置についてはこちらを参考になさってください→初心者のための「コントロールホーンの取り付け方」】
ピアノ線をZ曲げして、ホーンに通してからラダー、エレベーターにホーンを接着します。説明書にもありますが、ホーン取り付け位置のフィルムを切り取るのを忘れないようにしてください。
ところで・・・
Z曲げについて少し。小さいZ曲げをしたいとき、皆さんはどうされていますか?
例えば、こうして
このまま曲げると
当然、こうなります。
小型のグライダーに使われている1mmベニヤのホーンに通してみました。これだとガタつきが発生し得ます。
できるだけ小さいZ曲げをしたい場合は、私の場合ですが、ここまでは同じで
この向きで、力を入れても滑らないギリギリの位置でしっかり握ってギュッ!と曲げて
グイッ!と持ってくると
先ほどよりも小さいZ曲げができました。ピアノ線は簡単には捩じ切れず、これくらいのことには耐えてくれますので心配いりません。
先ほどと同じホーンに通してみます。先ほどよりも隙間は大分小さくなっています。ガタつきも抑えられますね。以上、プチ講座でした。
リンケージの作業に戻ります。
(説p10.11)サーボテスターを使ってサーボのニュートラルを出します。
サーボホーンをはめこんで、付属のクイックキーパーをピアノ線に通してから、エレベータ、ラダーをニュートラルにして、ホーンの穴位置に合わせてL曲げし、クイックキーパーに通して固定します。固定が終わったら、サーボホーンをビスで忘れずに固定します。
今回は、サーボが推奨のものではなく、サーボホーンの高さが違ったためロッドにテンションがかかっていたので、手元にあった3mm厚のベニヤを切って高さを補正しました。
これでリンケージが終わりました。最後にキャノピーの加工とメカ積みで完成です!