0.8mmや1mmといった比較的細いピアノ線では、ペンチを使ったZ曲げで十分でした。
ところが、1.6mmや1.8mmというような太さになると、
ここまでは曲げられても、
小さいZ曲げにしようとすると、ペンチではどうしても滑ってしまい、力がうまく伝わりません。
なんとか形になっても、
こんな大きなZ曲げになってしまいます。これでは使い物になりません。
そんな太いピアノ線を小さいZ曲げにするときは、やはりPILOT スーパーベンダーZ2が活躍します。
よっ!と一発でZ曲げ完了。
右がペンチ、左がPILOT スーパーベンダーZ2で曲げたものです。明らかに仕上がりが違います。
約2mmの、小さいZになっています。これをペンチで作るのはかなり苦労するのではないでしょうか。
他のZベンダーでも、小さいZ曲げを作ることはできますが、PILOT スーパーベンダーZ2の特徴はやはり
コレでしょう。
次回は、このピンを利用して、位置決めとZ曲げを一発でやってしまいます。