今回は、ちょっと変り種の機体を紹介します。
それは、無尾翼機の「BULLIT]です。
この機体は、2C25-40クラスの「BULLIT 0.84m ARF」と2C60クラスの「BULLIT 60 ARF 1.09m」の2種類の大きさが有りますが、機体構造などは、同じになっているので小さい方の「BULLIT 0.84m ARF」でキットの紹介をします。
キットのフタをあけると完成済みの主翼(機体)と垂直尾翼・エルロンなどがキッチリ固定さえれていて箱の中は、スッキリしています。
無尾翼の完成機なので、部品点数が非常に少ないです。
機体は、バルサリブ組みオラカバ仕上げでとても綺麗に仕上げてあります。
内容は、完成胴体・翼端の垂直尾翼・メカ室のハッチ・エルロン・リンゲージとサーボベットとカバー・カッティングシート製デカール・組立説明書です。
表面は、メカ室と円形のサーボ取付スペースのフィルムを切り取ってメカ類を搭載します。
メカ室のハッチは写真のようにフィルム貼りもしてあるんのでネジ穴をあけてとめるだけになっています。
サーボは、付属のサーボマウントを使用して取付け、サーボカバーを付けるようになっています。
本機は、ランディングギアが無いので、着陸が胴体着陸になりますので、接地する部分のフィルムが傷付きにくいように幅広のグラステープが貼ってあります。
また、離陸も手投げになるので、写真では、わからないですが、グラステープの両側に手投げのときに持つ部分が加工してありその部分のフィルムを切取る用になっています。
機首の部分は、エンジンマウントを取付る分がベニアになっています。
エンジンマウント・燃料タンクは、付属していませんので、搭載するエンジンにあうものを別途購入する必要があります。
この機体が2C25クラスからと言うことと、全備重量が900g~1200gということもあり、電動化するのも、OK模型の「Eマウント3896」の胴体取付側を少し削ってやると簡単にブラシレスモーターを取付られます。
お勧めのモーターサイズは、「Cool Spin C3223-1200」でバッテリーは、「Hot-Lips 3S1P3200」が良いでしょう。
翼端の垂直尾翼とエルロンを取り付けるとこのような感じになります。
なお、RCメカは、無尾翼なので、エルロンとエレベーターが同じ動翼と利用しますので、エレボンミキシングの出来る送信機が必要になります。
付属のパーツは、各ロッド・サーボマウント・サーボカバー・プラ製ヒンジ・クレビス・ハッチ止め用ビスになっています。
デカールは、カッティングシートからの切出したものが入っています。
組立説明書は、重心位置などが書かれた図面になっています。
基本は、エンジン仕様なので、電動にする場合は、重心位置を参考にバッテリーなのど搭載位置を自分で確認が必要です。
2種類を並べてみました。
右上が、紹介した「BULLIT 0.84m ARF」です。
左手前が、「BULLIT 60 ARF 1.09m」大きさの違いが判っていただけると思います。
この機体は、非常にスピードに乗った飛行ができます。