Tahmazo マイクロワットメーターセットのご紹介です。
左上がTahmazo マイクロワットメーター(計測部)、右下がディスプレーです。
実際にどのように使用するのか、色々と触ってみました。
取り扱い説明書通り(サーボテスターは受信機の代わりです)に接続してみました。
バッテリーはNi-Cdの4.8V電源です。
サーボテスターでサーボを動かしてみると、ディスプレー右上に電流値が「0.08A」と出ています。
右下の「2mAH」は、消費した容量です。
動いているサーボホーンを指で逆方向に押さえつけてみると、右上の電流値がどっと0.43Aまで上がりました。
サーボに負荷がかかり、流れる電流値が上がったというわけです。
左上の表示では、サーボに負荷をかけることで電流値が上がり、電圧が「4.62V」から「4.58V」に下がっています。
「Page」ボタンでディスプレー画面を切り替えてみると、「Remain」「BatCap」が表示されます。
これは、予めバッテリーの容量を設定しておくと、
一つ前の画面で表示されていた「消費電流」を自動でもとの設定容量から引いて表示してくれる機能なんです。
残容量の目安になるもの、ということですね。
今回は初期設定が1700mAHになっていたようで、ただ単純にそれから消費電流6mAHが引かれているというわけです。
一回の飛行でどれだけの容量を消費するかを知ることができれば、
「あとどれくらい飛ばせるか」の目安になります。
勘で「後何回飛ばせるか」を決める場合より、飛行中の電池切れや、
それによる墜落を防げる可能性がかなり高くなるというわけです。
もう一度「Page」を押すと、前回リセットしてから現在までの最大電流値と、
どれだけ電圧が下がったかがチェックできます。
多サーボ搭載機で、サーボを一度に多数動かした時にコントロールが効かなくなるような時など、実際にどれだけ負荷がかかって電流が流れているかを知ることができるわけですね。
また、電池の性能(コンディション)のチェックにも使えます。
単純に「バッテリー」→「計測部」→「ディスプレー」と接続して
「Discharge」を押し続けてみると、電圧がグッと下がるのが見えます。
この電圧降下が少ないバッテリーほど、良いバッテリーと言えるみたいです。
どなたでも知っておきたいことを調べるのにとても便利なものです。
今まで使ってみたことがない方は、是非、チェックしてみてくださいね。