スポーツ機、V-pro エクストラクト20ccのご紹介、2回目になります。
今回は主翼やその他のパーツをご紹介します。
全幅1610mmの主翼は、フィルム貼り仕上げ済みです。エルロンは未接着で、シートヒンジで取り付ける仕様です。
この主翼は接着式ですので、完成後は分割できません。
翼端は、よく見るとフィルムの向こうに翼端板取付用の穴があいています。
爪つきナットが仕込まれていて、ビスで翼端板の脱着ができる仕様です。
主翼の接合は、それぞれのカンザシをエポキシ接着剤でしっかり固め、
付属のグラステープで中央部分を補強して行います。
手前のカンザシは、主翼を胴体に取り付ける為に必要になります。
前回ご紹介した胴体のメカ室。ウイングマウントに、接合した主翼を固定します。
見た目、これでは剛性が心配されるかもしれませんが、
主翼の前側は、ノックピンではなく、ビスで胴体にカチッと固定する仕様になっているんです。
こうして、前後計4本のビスで主翼を固定することで、全体の剛性を確保しているというわけですね。
小物パーツは、組立に必要なビス等が対応パーツごとに袋に入れられています。
組み立て工程ごとに取り出せばいいので、紛失防止にいいのではないでしょうか。
長年にわたって培った模型飛行機のノウハウが豊富なOK模型。
その細部にまでこだわったチューンナップにより、飛ばしていて気持ちのいいスポーツ機に仕上がっています。
是非、飛ばしてみて頂きたい一機です。
ところで、このエクストラクトには特別仕様の「DLE20ガソリンエンジン付き」のものがあります。
エクストラクトにDLE20と、20cc用のピッツマフラーが同梱されている商品なんですが、ただ単に同梱しただけでは、ありません。
次回は、「DLE20ガソリンエンジン付き」が通常仕様とどのように違っているのかをご紹介しようと思います。