台風の影響もたってここしばらく絶好の北風がホームのスロープに入ってきてるので、久々にスケールグライダーを飛ばしてきました。
機体は、チェコのバウディス社製のSALTO 2.5mのフルコンポジット機です。
この機体はフランスへ行ったときに買ってきてしばらく飛ばさずいたものです。
この日は、条件が良かったので、他のメンバーがハバネロやトリニティーとシャーレ機が揃いました。
以前は、ホームのスロープは、着陸場所の関係で2m以下が主流だったのですが、最近では3mクラスが増えてきています。
先ずは、トリニティーF3Fが発進です。
3~6mの風で気楽に楽しめるコンディションです。
上空からシャーレ翼独特の甲高い風切音と共に高速で目の前を通り過ぎて長い主翼をバンクさせて旋回していくのは最高です。
続いてSALTOの初飛行です。
メンバーに投げてもらってテイクオフしました。
機速が出るまでにエルロンを切ると思ったよりエルロンが良く効き一瞬翼端失速に入りかけましたが何とか持ち直して無事飛行に入りました。
さすがに2.5mの機体なので浮きは、抜群です。
主翼もシャーレなのでスピードもしっかり乗ってくれます。
秋晴れの青空に白い機体が映えスケール機特有のなんともいえない優雅さがあります。
高度をとってダイブでスピードに乗せて旋回に入れるとシャーレ製の細く長い主翼がしなります。
トリニティーとSALTOのランデブー飛行です。
F3Fとスケール共にシャーレ翼の機体ですがやはりスロープグライダーでシャーレ翼機の飛行性能は、一味違いますね。
これから、秋の気持ち良い空でスロープグライダーを飛ばすいい季節になってきました。
スロープグライダーを飛ばしたことの無い方是非スロープグライダーを一度体験してみてください。
結構病みつきになりますから・・・
さて、新調したOS SF120Ⅲを搭載します。
今では、定番になったブルーの化粧箱です。
さすがに4C120となると大きな箱でズッシリと重さを感じます。
ちょっと大きさの比較をしてみました。
同じ120ですがさすがに4Cのほうがエンジン単体のボリュームはあります。
重量で約200gほど4Cのほうが重くなります。
このサンダーボルトのラジアルマウントは、OS純正の金属製ラジアルマウントを使用しています。
120用のラジアルマウントのサイズは、2Cと4Cがまったく同じなので簡単に換装ができます。
サンダーボルトに最初から付属している樹脂製のラジアルマウントは、4Cなら90クラスまでで少し小さめのものなので120クラスのエンジンを搭載されるなら、OS純正のラジアルマウントに交換されることをお勧めします。
エンジンの取り付けは、ビスを締めるけるだけで完了しますが2Cと4Cでは、スロットルの位置が違ってきますので、エンコンロッドがそのままでは、使用できないのでロッドの位置を変更しなければなりません。
さて、私もスケールパイロンレースに参加準備にかかることにします。
去年のスケパイに参戦したフェニックスのサンダーボルト60ですが、レギュレーションの変更でエンジンが4C120クラスに限定されたために、去年使用していたOS120AXをFS120Ⅲに換装することにしました。
先ずは、プロペラとカウリングをはずして作業を開始します。
今まで積んでいたOS120AXを下ろします。
カウリング内やエンジンにオイルなどが付着してるので、アルコールでふき取っておきます。
下ろしたエンジンは、しばらく使わないのでアルコール等で綺麗に洗浄します。
出来たらバックプレートをはずしてエンジンの中やベアリングも洗浄しておきます。
その後、ベアリングやクランクシャフトピストンなどにマシンオイルをさしてなじませておきます。
CRC556を使用される場合があると思いますが、マシンオイルやスピンドル油(ミシン油)のほうが良いようです。
洗浄・注油が終わったらバックプレートを元にもどしておきます。
このときにネジを締めるときは、四隅のネジを対角線で止まるまで締めて、その後同じぐらいの力で増し締めします。
緩過ぎても駄目ですが、あまり締めすぎるとネジ穴がバカになったりネジがねじ切れたりしますので注意してください。
エンジンの外側にもマシンオイルを薄く塗ってナイロン袋に入れて、乾燥剤があれば一緒に箱に入れて保管しておくと次に使うときにベアリングがさびていたり、エンジンの外側が白く変色していたりせずに気持ちよく使用することができますのでしばらく飛ばさない機体につけっぱなしになっているエンジンなどは、めんどくさいようですが一度はずしてメンテナンスして箱に直しておくと長持ちしてくれますので是非おこなってみてくださ。
今朝は、地震で目が覚めました。
一瞬、神戸の震災が脳裏をかすめます。
世間がお盆休みに入ったとたんに、大雨・地震・台風と民族大移動に影響の有る出来事が立て続けに起こっています。
特に今日の地震では、東名高速が通行止めになって復旧のめどがたってないらしい・・・
ニュースを見ていると宅配便各社の配達にも影響がでているそうで、関東方面への配達が半日から1日程度おくれるそうです。
ただでも、今年は高速1000円で渋滞・渋滞で運送業者が困っているのに通行止めとなってますます大変になるようで、当社からの発送の荷物もお客さんの希望日に配達できないところも出てきそうです。
さて、これから帰省や旅行に出かける方々十分気をつけてくださいね。
こんなときは、家出ユックリ模型作りなんてのもありです。
ただし、家族からの風当たりは台風以上でしょうけどね。
なんとなんと、フランスのTopmodel.frの社屋の裏に実機の滑走路ができました。
実機といっても、ライトプレーン用ですが、フランスのライトプレーンは、日本のライトプレーンと違い300kg以下というだけで格好は、ほぼ実機です。
これは、Topmodel.frがTop-Aviation.euという実機ライトプレーンの販売会社を運営しているからです。
この写真は、上空から社屋と滑走路を北側から写した航空写真です。
滑走路は芝生で現在養生中ということで、芝が育ったら綺麗な滑走路になるようです。
フランスは、平地が多く社屋の有るセントデニスも郊外の非常にのどかな場所でまるで北海道を思わせるような環境です。
日本から比べると非常にうらやましいですね。
こんな、会社の裏ですぐにテスト飛行ができるなんて夢のようです。
初飛行で落としてしまった、EP MUSTANGを修理をしてモーターを回してみると振動と大きな異音がでました。
プロペラのバランスかモーターシャフトが歪んでしまったのかと思い、シャフトとプロペラアダプターをチェックしてみましたが、歪みがありません。
プロペラもバランスが合っています。
もう一度、プロペラをモーターに取り付けてスピンナーコーンを付けずに回してみると振動と異音がなくなりました。
結局、墜落したときにアルミスピンナーが微妙に歪んでしまったようです。
そこで、スピンナーを交換することにしました。
キットに付属しているプロペラアダプターは、アルミスピンナー専用なのでアダプターも交換します。
PA5C8Dを使用しました。
このアダプターは、モーターシャフト5mmでプロペラシャフト8mmにドーム型ナットで固定するコレットタイプになっています。
スピンナーは、OK模型のABスピンナー75mm赤を使用しました。
このスピンナーは、アルミバックプレートに樹脂コーンがきっちりとハマ高速回転でも安心して使用できます。
取り付けてみるとオリジナルのアルミスピンナーのバックプレートにはスカート部分がありその分だけカウリングと新しいバックプレートに大きな隙間が開いてしまいました。
カウリングも墜落したときに割れてしまったので、裏からガラスクロスとFRP樹脂で補修しています。
そこでカウリングの止める位置を前に持っていって隙間とバックプレートとカウリングの位置を決めなおして再度ビスで固定しなおしました。
また、このスピンナーにAPC13X7Eのプロペラならスピンナーの切り欠き部分を加工することなしに取り付けることができました。
この状態でモーターを回してテストしてみましたが、振動も異音も無くスムーズに回ってくれました。
電動機でモーターを回したときに異音や振動が出たときは、モーターシャフト・プロペラアダプター・モーターの取付具合・プロペラバランス・スピンナーのバランスをチェックしてみてください。
振動が出たまま飛行するとひどい場合は、モーターマウントが破損したりしてトラブルの原因になりますので、振動や異音が出ないように調整してください。
後は、FRPカウリングのかけたところは、ポリパテ等で修理して再塗装をすると綺麗になおりますしフィルムにあいた穴は、同色のフィルムを貼るか何かのステッカーで目立たなくしておくと良いでしょう。
OK模型から発売されている「PILOT ステップリーマー」を紹介します。
今まで、プロペラをエンジン等に取り付けるときにプロペラの穴がエンジンのシャフトより小さいときに、リーマーで穴を広げて装着していましたが、今までのリーマーの形がテーパー型になっているためにどうしても穴もテーパー型に開いてしまい少し開けすぎるとプロペラを装着したときに芯がずれてしまうという経験をしたことがありませんか?
このリーマーは、写真のようにリーマーの刃の部分がテーパーではなくそれぞれ直線の段になっているのが特徴です。
この刃の段の部分の太さは、国産エンジンのほぼすべてのシャフト径にあわされています。
LA15のような小型エンジンから
180オーバークラスのエンジンまでこれ一本あわせられるようになっています。
刃の部分が直線になっているので穴の大きさをうっかり開けすぎてしまうこともありません。
ちなみにそれぞれの直径は、5mm・1/4インチ(約6.4mm)・5/16インチ(約7.9mm)・3/8インチ(約9.5mm)の4段階になっています。
使い出すと非常に便利な道具ですので是非、工具箱に1個用意しておかれることをお勧めします。
TahmazoからSVR3-5VとSVR3-6Vの2種類のスイッチング電圧レギュレーターが発売されていますが、受信機に対してノイズが入らないかとの問合せがありました。
スイッチングレギュレーターは、アンプに以前から付属しているBECが電気を捨てて電圧を下げているのに対して、電気を流したり止めたりを繰り返して電圧を調整するようになっています。
つまり、スイッチの入り切りしているのと同じです。
そこで、この入り切りしているときにノイズが発生して、それがちょうど受信機の周波数と近いものがあり受信機がそのノイズを拾ってしまい誤作動を起こしてしまうことが合います。
最近市販されているスイッチングBEC付のアンプで受信機に接続するコードにノイズキラーをつけているものがあります。
しかし、Tahmazoから発売されているスイッチング電圧レギュレーターは、メーカーに確認したところ、受信機で使用されている周波数の数倍の周波数にすることによって、受信機に対してノイズの影響が出ないようにしてあるということでした。
そこで、このレギュレーターの親電源にリポを使用するときに万が一のトラブルを防ぐコツを教えてもらいまいた。
それは、3セルのリポを使用することだそうです。
2セルでも十分作動するのですが、もし2セルのリポのうち1セルにトラブルが発生すると電気の供給が出来なくなるので、3セルを使用しているともし1セルにトラブルが発生しても残り2セルで電気を供給してくれるので、より安全に使用してもらえるので出来たら安全のために3セルを使用されることをお勧めしますとの事でした。