エレベーターにカーボン材を接着する際に定板などの上でエレベーターが歪まないように注意します。
エレベーターのコントロールホーン取付部分の切り込みが入っているところが非常に薄くなっていてキットの状態ではじめから切れているものもありますので、その場合はデプロン材も接着してつないでおきます。
次に、水平尾翼の後縁を斜めに整形します。
この部分がヒンジラインとなるのでエレベーターが45度ぐらいの角度で曲がるくらいに整形します。
水平尾翼の裏側を組立て説明書では、カッター等で斜めにカットするように書いていますが真っ直ぐにカットするのがなかなか難しいので180番くらいのサンドペーパーを使って斜めに少しづつ削って角度をつける方が簡単に作業できます。
エレベーターと水平尾翼の接続は、PILOTのヒンジテープを使用すると簡単に作業できます。
この場合は、表側だけにテープを貼るだけで十分です。
エレベーターが取り付けられたらダウン側がこのくらいに曲がるかを確認してください。
もし、角度が足らない場合は、水平尾翼の斜めに削ったところをもう少し角度が付くように削って調整します。
デプロン製F3P競技機のマーキュリーを組立てます。
厚さ2cmほどのボール箱のパッケージを採用して中のデプロン素材が出来るだけ保護できるようになっています。
パッケージを開けると印刷済みにデプロン材やリンケージ材・カーボンロッドがゆったりと入っています。
組立て説明書は、フランス語と英語が併記されています。
ヨーロッパ製なので、寸法などはメートル法で記載されています。
接着には、ロケットオダレスやテトラのナンバー1(スチロール用)などの発泡スチロール用瞬間接着剤を使用します。
ただし、このタイプの瞬間接着剤は、硬化速度が遅いのでOKボンドターボ等の硬化促進剤の併用をしてください。
また、接着時間が掛かるのと重量が若干重くなりますが、スーパーX等のシリコン系の接着剤も使用できます。
さて、スケパイもあと1週間となり、サンダーボルトのエンジン換装が済んだのでテストフライトに岐阜羽島のOHC専用飛行場にお邪魔してきました。
こちらら、名古屋のASKYHOBBYさんのお客さんが中心にRCを楽しんでおられるクラブです。
さて、飛行場に到着するともう炭がいこしてあり、いつでもBBQの用意がでてきいました・・・って飛行機はどうなってんのよ。
こんな肉やホワイトコーンなどのご馳走を用意してもらっていました。
こちらからも、近江牛のホルモンを貢ぎ物に献上してとりあえずらごしらえです。
でお腹いっぱいになったところでテストフライトに・・・
4CエンジンということでペラをAPC14x10で先ずテストしかしいまいちスピードが伸びません。
とりあえず数周飛ばして様子をみて一旦着陸です。
他のサイズのペラをもっていなかったので、OHCメンバーの16x6を借りてプロペラを交換してフライトしてみましたが、やはりダイヤが大きいくてこちらもエンジン回転も上がらすスピードも乗りません。
しばらく飛ばしているとエンジンが苦しそうになってきたので着陸で、再度14x10に交換してフライトまだこちらのほうがましのようです。
この日は、横風が強く着陸に苦労しました。
進入路にある木をかすめるように入ってくるのですが、あまりエンジンを絞りすぎると機体が振られますし木を抜けて滑走路に入ったところで乱流で機体が持ち上げられます。
このサンダーボルトは、機体サイズの割りに軽量なので沈下率が低く意外と伸びるのでなかなか降りずに数回ゴーアラウンドしってガス欠ぎりぎりで無事着陸しました。
今回は、テストできなかったのですが、スケパイ前日のテストフライトが出来れば15x8か13x13N・14x8ぐらいを再度テストしてみたいところです。
OHCメンバーの皆さんご協力ありがとうございました。m(__)m
(Photo by Poppotan)
初飛行時にメカトラブルで落としてしまったEP MUSTANGですが、修理も完了し再度飛行にチャレンジすることになりました。
今回は、難なく離陸をしスピンナーを交換したせいもあって、非常に静かな飛行になっています。
上空でトリム調整をして様子を見ましたが、特におかしな様子はありません。
今回は、アンプをOPTにして別電源を搭載しているので安心です。
水平飛行からループに入る引き起こしから上昇もまったくストレス無く上昇してゆきます。
ローパス時にもこのサイズの電動機になってくるとプロペラの風切音が結構するのですが、意外と静かに飛んでくれます。
メインギアが固定脚なのが少し残念です。
着陸進入時は、あまりつりすぎると翼端失速しますので注意して進入します。
無事着陸と思いきや、滑走路横の砂利につまずいてお辞儀してしまったのは、ご愛嬌ということで、無事飛行成功です。
電動機でもこのサイズになると飛ばした!という満足間があります。
小型電動機も気軽に飛ばせてよいのですけど、エンジン機を常に飛ばしている人ならこれぐらいのサイズが飛ばしやすいかも知れませんね。
さて、機体の製作もデカールを貼るだけとなりました。
このサイズの機体でステッカー式のデカールを綺麗に貼るのは、結構難しいものです。
初心者の方は、特に空気が入ってしまったりして困られているかたも多いとおもいます。
ここで、ちょっとしたコツを紹介します。
まず、デカールを出来るだけ不要な部分が無いように切り取ります。
貼り付けるデカールの裏紙をすべて取り除きます。
そして、接着面にごく少量の中性洗剤を水で薄めたものを霧吹きでたっぷり吹き付けます。
このぐらい前面にたっぷり吹き付けて機体の貼り付ける箇所に静かにのせるようにおきます。
この状態では、デカールと機体の間に水が膜になってデカールの位置を簡単に調整することができます。
位置が決まれば乾いたタオルなどで軽く抑えます。
その後、ゴムヘラややわらかく平らな板などでデカールと機体の間の水分と空気を押し出すようにします。
出てきた水分は、タオルなどで抑えて吸取るようにしてください。
このときに一度に搾り出さずに何度も丁寧に作業をしてデカールと機体に傷をつけないようにおこなってください。
面積の広いデカールは、この要領で貼ると綺麗に貼り付けることができます。
メカ室に余裕があるのでメカの積込みは、楽に行えます。
サーボは、標準サイズのサーボがピッタリ収まります。
このサイズの機体になってくると通常のBEC搭載のアンプを使用する場合には、別に受信機用電源を搭載するほうが安全です。
万が一アンプに問題が発生しても、受信機とサーボは通常通り作動してくれるので、緊急着陸でもノーコンになることがありません。
主翼の裏側中央部分にオイルクーラーの部分を取り付けますがウィングボルトを締めるときにドライバー穴の部分のフィルムを取り除きます。
主翼を固定しオイルクーラー部分を胴体に位置合わせしてテープで仮止めします。
接着位置をペンなどでなぞってカタ取りして仮止めしていたオイルクーラーをはずします。
カタ取りした部分の接着面のフィルムをカッターなどで取り除いておきます。
フィルムに書いたインクは、アルコールで拭けば綺麗に取り除くことができます。
ここで、受信機側に使用する、エルロン用延長コードをOK模型のコネクターキットを使って作ることにしました。
既製品を使用しても良いのですが、自分の欲しい長さが無いときなどは、このコネクターキットが長方します。
まず、30芯コードを希望のながさにカットします。
コネクターは、つながっている部分を残して切り取ります。
こうすることによってカシメ作業がやりやすくなります。
専用のコネクタープライヤーでターミナルをカシメます。
写真では、旧型のプライヤーなので、芯線とコードのカシメが別に行いますが現行のプライヤーは、1回の作業でコードも芯線もカシメられるようになっています。
カシメる時は、ターミナルがプライヤーに対してゆがまないように注意してください。
3本ともターミナルが取り付けられたら余分な金具部分を切り取ります。
ターミナルをコネクターにカッチと言うところまで差し込んで固定します。
このときにターミナルが入りにくい事がありますが、そのときはコード部分をカシメているところがコネクターに当たっていることがありますので、ラジオペンチなどで若干修正してやると入りやすくなります。
オス・メス両側とも基本作業は、同じですのでコードの極性を間違わないように注意して作成してください。
はじめは、少し慣れがいりますが慣れてしまえば結構便利に使用できますので是非一度ご自身でコードを作成してみてはいかがでしょうか?