フェニックスモデルの「パイパー カブ EP」を紹介します。
愛嬌のある黄色い機体で、スケールモデルとしても人気のある機体を電動ながら飛ばしやすい2Cエンジン25クラスの機体サイズとし、多少の風でも楽しめるようにした機体です。
胴体は、ベニア・バルサ・オラカバフィルムで仕上げてあり、キャノピーも取り付け済みになっています。
胴体後部は、実機同様にトラス構造を採用して軽量になっています。
胴体内のメカ搭載スペースにはゆとりがあり作業性は良好です。
サーボマウントも取付済になっています。
サーボはThamazo TS-1034あたりがピッタリちょうどよいでしょう。
少し重くなりますがサーボマウントの取り付け部を広げてやれば安価なHitec HS-311も搭載可能です。
機首の下の部分には、バッテリーの搭載ハッチが設定されていてバッテリーの交換も簡単におこなえます。
電動機の場合、バッテリー交換が楽に行えるのは、魅力の一つといえます。
You Tubeを検索していたら「パルサー」のフライトが投稿されていました。
映像の機体に使用されているモーターはAXI2203/46は、Cool-SpinのC2803-1850とほぼ同じスペックですし、使用されているサーボもTahmazo TS1002と当社でもそろうユニットを使用しています。
以前でも飛びの良いパルサーがより軽量かされてユックリシッカリ飛んでいます。
MGM easy7やHOT-LIPS 2S1P240を使用したら映像の機体よりもう少し軽量にできそうなので、もっと飛びがかわるとおもいます。
インドアでアクロを楽しみたいかた是非いかがですか?
市販されている充放電器の中でも、高性能で定評のあるTamazo充放電器に新型が登場しました。
先に販売されているT-30は、バッテリーの状態をプロセッサーが監視しながら非常に高度な充電が出来るのですが、リチウム系バッテリーをバランス充電する場合には、別途T6-Bバランサーを購入しなければなかったのですが、今回発売が開始された「T-15 PLUS」は、サンデーフライヤーやリポバッテリーを最近扱いだしたカーマニアの方でも簡単にしかも安全にバッテリーの充電が出来るようになりました。
充電できるバッテリーの種類は、鉛バッテリーからニッカド・ニッケル水素・リポ・リチウムイオン・リフェまで現在市販されている電動模型用バッテリーに全て対応しています。
それに、一番の特徴として2セル~6セルまでのリチウム系バッテリー用バランサーが内蔵されている事です。
これによりバランサーを別途購入することもありませんので、バランサーの購入を考えると価格的にも決して高くないと思います。
車用リポでは3500mA~5000mAのバッテリー容量が当たり前になり、飛行機でも最近は中型や大型機も電動化されて使用されるバッテリーも大容量化していますので、6Aでのリチウム系バッテリーを充電できるのは非常にありがたいスペックです。
一般的な電動ラジコンマニアの方ならこの充電器が一台あれば十分活用ができます。
これから大容量バッテリーを使用してみようと考えているかたやカーマニアの方に是非お勧めの充電器です。
最近は、電動機やモーターグライダーのモーターといえばブラシレスモーターが当たり前になってきてたのですが、OK模型さんからこんな時代にあえて400クラスのブラシモーター用の遊星ギアボックス「P-GBX400S」が発売が開始されました。
これは、1.5m~2mグラスのグライダーをより手軽にユーザーに楽しんでもらいたいとのメーカーさんの意向のようです。
たとえば2mクラスのグライダーをブラシレスモーターで飛ばそうとすると、発売元のOK模型さんのユニットを当社の販売価格でそろえるとモーターがTahmazo ER-252312dが11,340円+スピードコントローラーがTahmazo Pro-C4504-3sBECが7088円+バッテリーLP-3S1P2200が6,804円で合計25,232円になります。
しかし、この遊星ギアボックスを使用すると、P-GBX400Sが4,725円+スーパースピード400-5038が1,890円+スピードコントローラーESC-30が5,040円+バッテリー12V-1000mAhが3900円で合計15,555円とその差額が9,677円と安くなり2mクラスのモーターグライダーを飛ばしてみたいけどパワーユニットが高くてちょっとと二の足を踏んでいたユーザーにも手が出しやすくなります。
上昇力は、ブラシレスモーターの機体のように垂直上昇と言うわけには行かないでしょうが一昔前のモーターグライダーに比べれば十分のパワーがありますし、スロープでの保険にモーターを搭載するならこのパワーユニットで十分です。
少し前に発売された同社の2mクラスグライダーの「ナツメグ2」あたりをモーターグライダー化するには、お勧めのパワーユニットです。
胴体が太いので、120のエンジンを搭載してもさほど違和感がありません。
通常飛行には、若干前重心になるります。
パイロン機の場合は、通常より前に重心を持っていくので意外とそのままでも良いかもしれません。
実際、後に錘をつんで後に重心をもっていったのですが、結局現場でほとんどとってしまいました。
エクステンションを20mm切って短くしたので、マフラーがカウリングの中におさまりました。
空気を逃がすのに大きめにカウリングを開けたのですがテスト飛行の時に色々と作業をすることになりました。
写真では解りにくいのですが、カウリングの前面を透明のプラ版でほとんどふさいでいます。
これは、エンジンの冷却効果を上げるがためです。
前が開いているほうが空気が良く入って良いように思うでしょうが、実は空気は入り口より出口を大きくしてやるほうが流速が上がってエンジンシッカリ冷やしてくれます。
エンジンヘッドの前の部分を少し開けています。
ここから入った空気がヘッドに当ってヘッドを冷やしてくれるはずだったのですが、テスト飛行をしてみると上手く空気が流れずにオーバーヒート気味になります。
そこで現地で手術することになっていまいました。
まず、マフラーを冷やす為に開けていたマフラーの前の空気取り入れ口をテープで塞ぎました。
エンジンヘッドの後のカウリングを斜めに下げて両サイドを急遽ティッシュに瞬間を染込ませて固めこちらから空気を排出しやすくしました。
まだそれでもエンジンが焼け気味になるのります。
結局マフラーのところに開けたところの胴体側の方が前方より高くなっているので空気がそちらから逆に中に押し込まれているようで、切り口前方にペットボトルと切ってスカートをつけた空気が巻き込まないようにしました。
これでテスト飛行でもエンジンが焼けることなくシッカリ回ってくれるようになりました。
エンジンの冷却の為の空気の流れを調整するのもなかなか難しいものです。
これで無事レースに参加できます。
カウリングの下に白く見えているのは、急遽テープで余分な空気穴を塞いだところです。
さて、いよいよスケールパイロンレースに参戦です。
テスト飛行では、機体が大きい分非常に安定して飛ばすことができます。
以前F1クラスに使用していた、矩形翼のケイサットに比較すると安定度は抜群です。