モーターは、今回指定のTahmazoのER-221612dより1サイズ大きなER-222012dを搭載します。
ESCは、MGMのEasy25です。
受信機は、TahmazoのTR-06Dを使用しました。
こちらの受信機は、デュアルコンバージョンなのでノイズにも強く安心して飛行できます。
モーターを機体に取り付ける前に回転方向の確認をしておきます。
こちらの機体は、プッシャータイプのために最後部に取り付けるために取り付けてから回転が逆の場合は、コードの差し替えが出来にくいために必ず取り付ける前に確認をしておきます。
それとプッシャータイプの機体の場合通常のプロペラを使用する場合は、モーターの回転が逆(モーターの前からにて時計方向)回転にします。
また、バッテリーは重心の関係で機首に搭載するので、ESCの付属しているコードだけでは短いので延長をしておきます。
これでモーターの搭載準備が完了しました。
ホットライナーの「STINGER」を紹介します。
電動機の中でもスピードを楽しむ機体がこのホットライナーといわれるジャンルです。
一見小型のグライダーのように見えますが、実際に飛ばしてみるとパイロン機のように非常にスピードに乗った飛びをしてくれます。
このスピードとクイッキーな動きを体験すると結構癖になるかもしれません。
そのスピードに乗った飛びの動画が入手できたので是非ご覧ください。
サーボマウントの接着が完了したらサーボの搭載に掛かります。
エレベーターサーボは、Tahmazo「TS-1034」・ノーズのステアリングサーボは、「TS-1032」が指定されれています。
今回は、旧型の「S-2414」と「MOCO-BB」を使用しました。
MOCO-BBはTS-1032と同サイズになっています。
エレベーターロッドのガイドパイプの出口を指定の位置に開けます。
こちらもFRPなのでルーターがあると便利です。
コントロールホーンをエレベーターにさしこんで瞬間接着剤で固定しておきます。
ロッドのガイドパイプは、サーボマウント側と尾翼の出口側で固定をしておきます。
ロッドは、純正のはピアノ線だけのために後で調整ができないので、テトラ製の「ロッドアジャスター(MH90)」を使用しました。
エレベーター側は、L字に曲げてストッパーで止めています。
ガイドパイプは、必ず胴体に固定をしておかないとピアノ線を使用したロッドは、サーボを動かしたときに胴体内で弛んで正確に動いてくれないことがあります。
出来れば途中も固定しておくと良いでしょう。
これは、グライダーなどで良く使われるので初心者の方は、ウッカリ止めずに飛ばして舵が効かなかったり、フラッターを起してしまったりすることがあるので注意しましょう。
胴体内にベニア製のメカプレートを接着します。
こちらも接着には、弾性エポキシのEP001を使用しました。
FRPとベニアなどの場合はこちらのエポキシの方が剥がれにくいので良いようです。
機種の部分にはバッテリー搭載用のプレートを取り付けます。
機首の部分は胴体の側面のRが強いのでベニアの側面を少し斜めに削って出来るだけ胴体との接着面を多くなるようにします。
サーボプレートにエレベーターのコントロールロッドのガイドパイプを止める胴枠を接着しておきます。
こちらは、木工用瞬間でもエポキシでも良いでしょう。
印を付けた所に胴枠が来るようにして弾性エポキシで接着します。
胴体成型の関係で隙間が開くようであればテープで隙間が開かないように固定しておきます。
モーターマウントの取付部分も胴体後端から3mm入った部分に印をつけてそれにあわせて弾性エポキシで接着しました。
写真のボルトは、プレートを取り付ける時に作業がしやすいように持手として仮に取り付けたものです。
これをつけておくとプレートの位置あわせが楽に作業できて、接着剤で手も汚れにくいのでためしてみてください。
生地完成した水平尾翼にフィルムを貼ります。
フィルムは、OK模型製のイージーカバのオレンジを使用しました。
こちらのフィルムは、現在は発売されてなく、イージーカバEライト橙が現行発売商品になります。
両面張り終わった尾翼にエレベーターを取り付けます。
ヒンジは、イージーヒンジSを使用しています。
完成したら胴体に取付ます。
胴体に仮組みして接着する位置を確認してその部分のフィルムをはがしておきます。
水平尾翼を接着するときは、組立説明書にエポキシを使用となっています。
普通のエポキシでも良いのですが胴体が塗装済みFRPなのでより難接着材用の弾性エポキシを使用しました。
水平尾翼を接着する際は、左右が均一になるようにシッカリ位置決めをしてください。
本来のキットは、完成した水平尾翼が入っているのですが水平尾翼が無いので自作しました。
もし、不時着などで壊してしまったら出来るだけ部品を拾っておいて大まかに再生して寸法を取ります。
そこから図面をおこします。
今回は、CADを使ってますが、手書きでも大丈夫です。
図面が書けたらコピーを一枚とっておきます。
コピーした図面を部材にカットしてバルサシートに貼っていきます。
このときは、スプレー糊を使うと後で剥がすときに用紙が残らずに良いです。
バルサ材から部品を取るときは、バルサの木目と力のかかる方向を考えながら行ってください。
今回は、市販の4mm厚のバルサシート1枚で部品を取ることができました。
型紙が貼れたら部品の切り出しに掛かります。
切り出しには、カッターナイフ・シャークソー・サンドペーパーを使って出来るだけ正確に各部材を切り出して行きます。
一気に切り出すより少し大きめに切理出してサンドペーパーなどで合わせてゆくほうが失敗しにくくて良いでしょう。