主翼のシワも目立たなくなったのですけど、主翼を取り付けるのに肝心なところが壊れてしまっているのです。
それは、ダウエルです。
この機体のダウエルはベニア製で主翼センターのリブと一体に成形されています。
ですから、こんな感じに折れてしまうことがおおいです。
先ず5分間エポキシにマイクロバルーンを混ぜた物を接着剤にします。
このときは、あまりマイクロバルーンを沢山混ぜないようにしてください。
折れたところに先ほどのエポキシをたっぷりつけて接着します。
ドライヤー等で少し暖めてベニアに接着剤がなじむようにします。
そのとき、ダウエルの周りにあるタフレックス製にカバーが熱で変形しないように気をつけましょう。
接着しただけでは、強度不足になるので本来ならベニアの添え木をするかFRP等で補強をしたいところなのですが、そうするとダウエルの厚みが増えてしまい、胴体側のダウエルの入る部分を削るなどして広げないといけなくなるので、ダウエルの間にピアノ線の補強材を入れることにしました。
接着剤がしっかり固まったら、ドリルでダウエルの真ん中にピアノ線の入る穴を開けます。
その際に主翼側に深く入るように穴を開けピアノ線にエポキシをたっぷり付けおくまで差し込んで接着します。
これで主翼の修理は完成です。
後は、作業のために取り外してあったプラスティックパーツを元通りに取り付ければ修理は完了です。
ということで、あの悲惨な姿の「DAGO RED RS」は、元の姿に戻ることができました。
ただし、5m以上は近づいて見ないでくださいね。(*^▽^)ノ彡☆ばんばん!
新品同様とまでは、行きませんが普段の練習飛行には十分に使用することが出来るとおもいます。
EZの機体は、修理が出来ないと思われている方は、一度ダメもとで修理にチャレンジしてみては、いかがでしょうか?
少しでも、参考にしていただけたらと思ってます。
資源とお金は、大切にしましょう・・・