小型受信機を購入して手持ちのクリスタルを入れて動かしそうとしてサーボが動かなかったりした経験ありませんか?
そのとき、多分買った受信機が初期不良と思われるかたが多いと思います。
先日も、買った受信機が動かないとのことで、その受信機をこちらでテストしたら、まったく正常に作動していたことがありました。
このときに、クリスタルがダメだと考える方は、非常に少ないと思います。
クリスタルは、外見は、固い金属になっているので意外と衝撃などに弱いと考えないからです。
そこで、今日は、クリスタルの中身を紹介しようとおもいます。
これは、標準サイズのクリスタルです。
このクリスタルは、作動不良をおこしているものです。
外見は金属のケースで出来ているので、なんら以上はありません。
そこで、外側の金属ケースをカットして中身をだしてみました。
中には、丸い形をした水晶の板が両方の足から出ている電極に接続しているだけの単純な構造になっています。
その水晶(クリスタル)の板を横から見てみると0.1mmあるか無しかの非常に薄いものになっています。
ものが水晶だけに材質は、薄いガラスのように固く割れやすいものになっています。
クリスタルの中身がこんなに華奢なものが入っているなんて意識して使っている方なんかほとんどいないとおもいます。
ですから、外見上に何の異常が無くても墜落や雑な取扱をするとこのように簡単に割れてしまいます。
標準サイズのクリスタルでもこのように壊れやすいものになるのですから、ミニサイズのクリスタルなどは、クリスタル自体だけではなく、受信機に差し込む足自体も非常に繊細なものになっているので、もっと壊れやすくなっています。
どの受信機でも買った受信機の動きがおかしいときは、先ずクリスタルを疑ってみてください。
新品のクリスタルでもまれに中が破損しているものもあるかも知れません。
当社の場合、クリスタルを発送する時は、エアーキャップで作った袋に入れて配送中に振動などの影響を受けないようにしています。
意外と無意識に雑に扱いがちになるクリスタルですが、今一度取り扱い方を見直してあげてください。