OK模型のプロペラのブランドにRLというのがあるのをご存知でしょうか。
すでに大型エンジン機用木製プロペラがリリースされていますが、今回折ペラ用カーボンブレードが新発売されました。サイズは10インチから14インチまでの合計9種類です。
それでは、さっそく現物を見てみましょう。箱を開けるのはこのシリーズで一番大きい14x8です。
透明プラスチックのケースに入っており、裏面に取扱説明が表示されています。
こんな感じですね。
ブレードは中の台紙に固定されています。
これなら、ブレードが箱の中で踊って極薄の先端部分が欠けるという事もなさそうです。
ブレードを台紙から取り外し、もう少し詳しく見てみましょう。
OK模型の説明によると、特徴はコンピューター設計によるデザインで効率の良さと静音性を追求、その形をコンピューター制御のNC加工機で正確な金型に仕上げ、その金型に手作業でカーボンクロスを貼り付けて作り上げているそうです。
外形はこんな感じです。
ところで、このブレードはカーボンのレイアップが手作業という事で個々のブレードの重さが微妙に異なってくるのは避ける事が出来ませんので、製造元で重量チェックを行い、セットになるブレードの2枚の重量を合わせているそうです。
こちらは裏面になります。
オモテ面をクローズアップしてみました。きれいなカーボンクロスの模様が見えます。カーボン地の模様はいつ見てもカッコいいですよね。
付け根部のアップです。幅は8mm、ピン穴は3.1mmとなっていますので、Tahmazo製ブレードや他メーカーの同じぐらいの直径のブレードの標準サイズですね。実際にTahmazoの折ペラピンを挿して見ましたが少し固かったので、ブレード個々によってバラつきがあるとは思いますが修正が必要な場合があるかも知れません。
先端はこんな具合です。かなり薄いので、欠けないように取り扱いに気をつける必要がありますね。
新登場のRLカーボン折ペラブレード、入荷したばかりで当店スタッフはまだ使用していませんが、仕上がり、フォームは高性能を期待させます。
OK模型からリリースされたニュースによると、発売が近づいている2.5mクラスの「メイス2」にこのRL12x6が採用されているそうです。
機会がありましたら機体の感想に合わせてプロペラについてもレポートしたいと思います。