スケパイなどでしばらく離れていましたが、今日は、ジンジャーにバラストパイプを搭載します。
手元にあるトリニティー用の真鍮バラストを使用する予定で、パイプの選択をしますが、なかなか適当なものがありません。
トリニティー用のバラストが19.5Φなのでそれに合う直径20Φのパイプを色々と探しに行きましたが、意外とありません。
結局ヒロボーのシャトルのアルミテールブームがピッタリサイズなのです。
しかし、アルマイト加工されたパイプなので機体への確実な固定が難しいです。
パイプだけならそんなに難しいことは、無いのですが500gぐらいのウエイトが入ると着陸時の衝撃力は、結構なものとなるのでいい加減な固定では外れてしまい完成した機体では再固定が面倒な作業となります。
先ずはパイプの底となる部分の加工をします。
パイプの端の部分に5mmぐらいの切り込みをパイプの外周に入れます。
それに5mm厚位のバルサをパイプの大きさに合わせて丸く切りパイプの底にします。
切り抜いたバルサにシリコン系の接着剤を着けパイプにはめ込みパイプの切込みを入れた部分を内側に折り曲げパイプの底を作りました。
4mmベニアを機体の形に合わせて切り出しパイプが入る穴を開けます。
この穴は、パイプがピッタリ合うようにします。
これを2枚作ってパイプに接着します。
そのときにパイプの外側をサンドペーパーでアルマイト加工された表面を荒らして接着材が着きやすくします。
接着には、難接着用の弾性の有るエポキシを使用します。
ベニアの接着が完了したら、ベニアとパイプの奥の下側に難接着用のエポキシをたっぷりつけて機体内部の主翼の下になるぐらいのところに接着します。
手前側は、機首のポッド部分が接着されるのでポッドの厚み分パイプと胴体に隙間が出来るようにしておきます。
これでパイプの取り付けは完了です。
アルミパイプを使用する場合は、真鍮のバラストを出し入れする時に擦れてバラストが黒く変色する場合は、バラストに薄手のシュリンクチューブを被せると良いでしょう。
ただ、バラストとパイプの直径の差が0.5mmしかないのでシュリンクを巻くと入らなくなる場合がありますので注意してください。