前回は、ネジロックについてご紹介をしました。
今回は、ネジロックを使いにくい細いネジや、タッピングビスに使える接着剤や
ちょっとしたテクニックをご紹介しちゃいます。
まず、細いネジのゆるみ止めの方法です。これには、ネジロックの代わりに、
バスコークなどのシリコン系充てん剤や木工用ボンドなどが使えます。
木工用ボンドは水を含んでいるので、錆びて外せなくなる鉄ネジには使わないほうがいいでしょうね。
次に、タッピングビスとベニヤやプラスチックの組み合わせに使えるのは、OKボンドです。
例えば、サーボをベニヤ製のサーボベッドに取り付ける際に、穴が崩れてネジが効かなくなったりした場合は、
そのネジ穴にOKボンドを少量流せばネジが効くようになります。
また、例えば主翼を胴体にタッピングで止める際、完璧だったはずが、
よく見ると主翼がすこ~し斜めに付いている時など
「1ミリでいいから穴をずらしたい!」なんていう時(経験談)。
そういう時は、写真のように、「穴をずらしたい方向の逆側」に
OKボンドHWを少し流し、OKボンドターボで固まらせて壁を作ります。
OKボンドが硬化すると、プラスチックのような、アクリルのような結構硬い物質に変わるので、
それからタッピングビスをねじ込むと、少しだけネジ穴をずらすことができるんです。
こういうテクニックって、知らない人からしてみたら
「なるほど。確かに使える」と感心してしまいますよね。
機会があれば是非、初心者の方に教えてあげて下さい。