吸い込まれるような秋の空、ラジコンにはうってつけの季節真っ盛りの昨日、今日ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか。
グライダーで大空を気持ちよくソアリングしておられる方も多いと思いますが、今回はそんなグライダーマニアのための一品をご紹介させていただきます。
この何でもないボトル、接着剤やマイクロバルーンで見慣れたものですが、中身はグライダーの機首に詰める直径約1mmの鉛玉です。こんな小さな鉛玉はなかなか手に入りにくく、釣具店でも売っていないと思いますので商品化してみました。
商品名は「TOPMODELバラスト用 1mm鉛球 500g入り」です。
長方形の板や魚釣り用のおもりと違って粒が非常に小さいのでちょっとした隙間や複雑にカーブした部分にも隅々まで埋め込むことが出来ます。もちろんグライダー以外にも使用することが出来るので重心位置の調整に重宝します。ボトルにはこの小さな鉛玉が500g入っています。
実際に中身を出して見ました。直径約1mmの玉は思ったより小さいですね。ですから、ちょっと油断するとバラバラと容器や手の中からこぼれ落ちて床に転がってしまうので油断できません。
そこでこのような容器に入れる事にさせていただきました。狭いところに入れたり、微調整するのに便利です。
ノズルの先の削り具合で出口の太さを調整できます。これなしではなかなか思うだけの量を取り出しのに苦労するはずです。
突然ですがこれはありふれた500mlペットボトルのキャップです。これを升にして今回の鉛玉の1ml(1cc)あたりの重量を測ってみることにしました。ちいさな玉ですが間には隙間が出来るので実際の重さはどんなものか興味のわくところです。
まずキャップの重さを計ります。ご覧のように3.0gと出ました。写真は省略しますが、次にこれに水を一杯入れたところ10.0gとなりましたので今回使用したキャップの容量は7mlという勘定になります。
ここに鉛玉をスリキリ一杯詰めてみました。ここでも容器の先のノズルが役に立ちました。
結果は写真の通り53.0gで、キャップの重量3gを差し引くと50gという勘定になります。
ペットボトルのキャップの大きさや構造はまちまちですからすべてのキャップが同じとは言えませんが、一応の目安としてください。
さて実際にはこの鉛玉を固定しなければなりませんよね。
固定するには店主はエポキシ・変性シリコーン樹脂系弾性接着剤という長ったらしい名前、商品名の例ではセメダインEP001というものを使っています。
エポキシの強さとシリコン系接着剤の弾力性を兼ね備えているのでショックではがれにくく、オモリのように固くて重いものをグラス胴の中などに固定するのにうってつけです。
それと、大きなスペースですと大きなオモリと併用する方が全体として隙間が少なくなりオモリとしての効率が上がる場合もあります。
バラストを効率よく詰め込みたいと思っておられる皆さんはぜひこの「TOPMODELバラスト用 1mm鉛球 500g入り」を一度お試し下さい。